今回は、「華麗に離縁してみせますわネタバレ最終回結末!原作小説のラストもご紹介!」を紹介していきます。
本作は、政略結婚でローザが嫁いだ相手は、貧乏な侯爵家で自分に見向きもしない夫のエイドリアンでした。
冷徹な父によって淑女教育や剣術・邸内の管理・家事育児など全て身につけていたローザは、そこで領地の回復や夫の教育を進めます。
そのストーリーはコミカルで非常に面白いのですが、単純に夫との仲が深まってハッピーエンドとなるものではないのです。
父には隠された過去があり、ローザの正体が明らかになって次第に父の策略が展開されていき、読者を惹きつけていくのです!
そこで今回は、「華麗に離縁してみせますわネタバレ最終回結末」について調査しましたので早速見ていきましょう!
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華麗に離縁してみせますわ全巻ネタバレ!
それでは『華麗に離縁してみせますわ』の内容について見ていきましょう!
以下、一部ネタバレを含みますのでご注意ください。
華麗に離縁してみせますわ1巻ネタバレ
主人公ローザは、父であるドルシア子爵によってエイドリアン・バークレア侯爵と政略結婚をさせられました。
ドルシア子爵は裏社会の勢力を抑え込んでいる恐ろしい人物なのです。
バークレア家の借金をドルシア子爵が肩代わりする代わりに決められた結婚であり、最終的に侯爵家の乗っ取りを企てているのだろうとローザは考えていました。
嫁いでみて驚いたのは、貧乏であることを物語るかのような質素な食事や埃だらけの邸内、草が荒れ放題の庭でした。
ローザは作業着で草むしりに没頭し、そんな妻を見てエイドリアンも驚きます。
エイドリアンは、彼女が自分との結婚を望んだために、元婚約者のセシルを脅してまで婚約を取り付けられたのだと思っていました。
しかし結婚をしても全く媚びてこないどころか、邸内を掃除して庭の草むしりや畑の整備を進める妻に戸惑っていました。
ローザは厳しい父の教育を受けてきたために、淑女教育の他に過酷な剣の鍛錬や炊事掃除選択、子供の世話など、なんでもこなすことができるのです。
実は彼女は、それまでに父の管理下で厳しい教育や労働を強いられていたので、自由を求めていました。
そのため領地経営を立て直して父が肩代わりした借金を返済し、さらに資金を貯めて、今の状況から逃亡することを目標に頑張っているのでした。
次第に屋敷の中が綺麗になり、バークレア領ワイン販売などで領地の立て直しが進んでいきます。
それまで妻を悪女とばかり思っていたエイドリアンでしたが、彼女に対する見方が変わっていくのです…。
華麗に離縁してみせますわ2巻ネタバレ
思いがけない妻の動向に、戸惑いながらもエイドリアンは惹かれていきます。
セシルが復縁を求めて騒ぎを起こした時も、セシルがローザに突きつけたナイフを、エイドリアンが身を挺して庇いました。
結局、剣の鍛錬も抜かりのなかったローザが自分自身でセシルを抑え、騒ぎを収めました。
結婚当初は妻を見下していたエイドリアンでしたが、いざ生活をしてみると何においても彼女の方が秀でているのです。
エイドリアンはそんな妻に惚れ惚れとする一方、面目ない思いなのでした。
そんな中でドルシア子爵が娘を嫁がせた本当の理由は、伯爵家の復興のためだったと明らかになります。
かつてドルシア子爵の身代わりとなって処刑されたエイドリアンの父への恩返しをするために自分の娘を嫁がせたのでした。
実はドルシア子爵は、かつて前国王を殺害した罪で処刑されたはずのオーギュスト・ルルーシュ・リンドルン第一王子だったとわかります。
つまりドルシア子爵は、元は王室の人間であり王座奪還に向けて地固めをしてきていて、娘のローザも厳しく教育して人並外れた能力を持つように育てたのでした。
またエイドリアンの父は、第一王子の無罪を信じ、国王になるべき主君のオーギュストの身代わりとなって処刑されたのです。
そんな侯爵家が今や借金によって没落寸前となっているため、恩返しとして立て直しをすべく娘を嫁がせたのでした。
そのような背景を知らずに嫁いだローザでしたが、ドルシア子爵の考えた通り、彼女は家門の立て直しを進めていきます。
その奮闘を見ながら、エイドリアンは夫として領地の復興や貴族としての立ち振る舞いなど、努力を重ねるようになっていき…。
華麗に離縁してみせますわ3巻ネタバレ
妻のために努力を重ねるエイドリアンの姿に、ローザ自身も少しずつ心が動かされていきます。
家門の復興のための結婚ということで、ドルシア子爵によって期限が設定されていました。
エイドリアンはいつか別れなければならないのだと覚悟する一方で、結婚を続けていきたいと考えて自分にできることに奔走するのです。
なお、現国王のハインリヒは非常に横暴な人物で、国政は腐っていました。
かつてハインリヒは、好意を持ち自分のものにしたいと思っていた女性がいました。
しかし女性はすでに兄オーギュストと婚約していたブリュンヒルデだったのです。
そして今、ブリュンヒルデの娘であるローザが成長し、ブリュンヒルデとよく似た美しさを持っています。
ローザを目にしたハインリヒは、かつて自分が好意を抱いた女性と非常に似ていることに気がつき、側に置きたいと思うようになります。
そこでドルシア子爵の娘としてローザはハインリヒの側室となり、王宮に入ることになりました。
ハインリヒは娘を献上するドルシア子爵と対面しますが、自分の兄だったオーギュストだとは気がつきませんでした。
そうしてドルシア子爵の復活劇が始まろうとしていて…。
華麗に離縁してみせますわの原作は「小説家になろう」で配信中?
本作品の原作小説は、小説などの投稿サイト”アルファポリス”にて配信されています。
なお、2023年5月5日配信の3巻で完結しています。
小説は1日1話ずつ無料で読めるようになっていますので、原作を読み進めてみるのも良いかもしれませんね!
華麗に離縁してみせますわ最終回結末ネタバレ!原作小説のラストは?
それではこのストーリーの結末はどうなるのでしょうか。
原作小説を元に結末をご紹介していきますね。
華麗に離縁してみせますわ原作小説の結末①:ハインリヒの策略が明らかになる
そもそも、ハインリヒは兄のオーギュストが才能も人望もある完璧な王太子であることに不満を持っていました。
そしてその座から引き摺り下ろすために、滅びの秘薬を利用して人々の心にオーギュストに対する負の感情を抱かせました。
さらにハインリヒ自身が前国王を殺害し、その罪をオーギュストになすりつけて失脚させ、自信が王位に就いていたのです。
華麗に離縁してみせますわ原作小説の結末②:王座を奪還する
ハインリヒの側室となったローザとドルシア子爵によって、国王の悪事を暴いていきます。
国政はすでに腐っており、国内には問題が山積みとなっていました。
ドルシア子爵は反乱を企てて、そんなハインリヒから王座を奪還することに成功するのです。
そしてローザが女王になり、王位に就くことになります。
華麗に離縁してみせますわ原作小説の結末③:ドルシア子爵のローザへの深い愛が明らかになる
ローザが女王として国を納めるようになりました。
ドルシア子爵によって人並外れた教育を受けてきた彼女は、見事国を統治するのです。
これまでドルシア子爵は娘を駒のように扱い、厳しい教育を受けさせて仕事の一端を担わせた政略結婚をさせたりしていました。
しかしそれはいずれ王位につく時のためを考え、あえて厳しい教育を受けさせていたのです。
つまり、それは娘への深い愛情によるものだったのです。
華麗に離縁してみせますわ原作小説の結末④:エイドリアンが成長する
結婚生活の中で妻の正体を知ったエイドリアンは、いつか別れが来るのだろうと覚悟をします。
すでに彼は、妻に対する愛情を抱いていました。
しかし王族の血を引いて能力に長ける妻に対して、自分の立場から別れたくないとなかなか伝えることができません。
しかし、そんな妻を見て自分にできる努力をエイドリアンは続けました。
いつしかエイドリアンは、立派な侯爵へと成長していました。
華麗に離縁してみせますわ原作小説の結末⑤:ローザとエイドリアンが正式に夫婦となる
成長したエイドリアンの様子に、ドルシア子爵は娘にふさわしい男性であると認めてくれるようになります。
そして正式にエイドリアンとローザは夫婦となることができるのです。
2人の間には子供も生まれ、幸せに暮らすのです。
まとめ
今回は、「華麗に離縁してみせますわネタバレ最終回結末!原作小説のラストもご紹介!」を紹介していきました。
なんとローザは王族の血を引いており、王座奪還のために厳しい教育を受けてきていたのですね。
そんな秀逸なローザの姿に、初めは醜いなどと悪態をついていたエイドリアンでしたが、みるみるうちにローザの魅力にハマっていましたね。
芯のある女性が見せる強さや美しさは人を惹きつけるものですし、エイドリアンとローザが最終的に幸せになるまで、とても面白く魅力のある作品となっています!
ぜひ一度作品を読んでみていただけると嬉しいです!
以上、「華麗に離縁してみせますわネタバレ最終回結末!原作小説のラストもご紹介!」と題してお届けいたしました。