今回は、「結婚商売ネタバレ最終回結末!原作外伝のラストはどうなる?」を紹介していきます。
傲慢で悪妻なビアンカが、孤独な死が目前となった時に18歳に回帰したことから、生き抜くために奮闘する姿を描いた作品です。
孤独なビアンカの態度はツンデレでとても不器用で、しかしとても芯が強く魅力的な女性なんですよね。
またイケメン旦那様のザカリーも同じく不器用で、お互いちゃんと向き合って素直になって!と応援したくなります。
そうすると、どのようなラストを迎えているのかが気になりますよね。
そこで今回は、「結婚商売ネタバレ最終回結末!原作外伝のラストはどうなる?」について調査しましたので早速見ていきましょう!
- 『結婚商売』原作結末ネタバレ
- 『結婚商売』外伝最終回結末ネタバレ
2024年7月31日まで
\ 9話が0円 /
結婚商売は完結してる?
『結婚商売』の本編は全190話で完結済みとなります。
また、本編に加えて外伝が全10話あるためトータルで200話の構成となっています。
- 本編:全190話
- 外伝:全10話
- 全話:全200話
結婚商売ネタバレ最終回結末!原作小説のラストはどうなる?
それでは『結婚商売』の原作最終回結末について見ていきましょう!
なお、ネタバレとなりますのでご注意ください。
結婚商売ネタバレ最終回結末①:ビアンカが聖人であると判明する
ビアンカは大司教に、回帰について尋ねるために聖堂を訪れます。
大司教は、回帰とは未来予知として、神が望む理想の未来を作り上げるために聖人に与えられるのだと答えました。
そして大司教によってビアンカが聖人であることが明らかになります。
聖人が現れるのは非常に稀なことであり、セブラン王国に聖人が現れたという噂はすぐに広まりました。
しかしビアンカは名前を伏せて欲しいと大司教に希望していたため、誰かははっきりせずにいました。
聖人が現れたという噂はすぐに知れ渡り、皆が関心を寄せていました。
セブラン王国と交戦中であるアラゴンにも噂は広がり、信心深いアラゴンの兵はセブランへの侵攻をためらい、戦況は落ち着いていくのです。
結婚商売ネタバレ最終回結末②:第一王子ゴティエの死
突然、第一王子ゴティエが突然、落馬によって亡くなったとの訃報が入ります。
突然死の知らせを受けてザカリーたちが首都ラホズに駆けつけます。
王位継承が複雑になってしまうことや、休戦となっているアラゴンの動向を、皆がしきりに話していました。
そこへ第二王子ジャコブは、皆が喪に服している中で白い装いで現れてピンクの花束を持って微笑んでいました。
ジャコブは策略を謀り死亡させたうえ、アラゴンと内通していたのです。
ゴティエはアラゴンとの休戦協定を結ぶ交渉を行っていたのですが、ゴティエ死亡の知らせを受けたアラゴンが、再び侵攻を始めたという知らせが届くのです。
結婚商売ネタバレ最終回結末③:アラゴンの侵攻
アラゴンの信仰によって、再び戦争が始まってしまいました。
ザカリーは出征することになり、嫌だとビアンカが泣いても、回避することはできないとザカリーはいうのです。
夫の出征を止めたいがために、ビアンカはとうとう自分が聖人であることを告白し、一度目の人生ではザカリーが戦死してしまったことを告げます。
しかし今、知っている未来とは違った形に進んでいるために、ザカリーが亡くなるのはこの出征かもしれないと怯えているのでした。
怯えるビアンカの様子から、ザカリーはビアンカが自分を愛してくれていることを知ります。
それであれば尚更、セブランとアルノーを守るために出征しなければならないこと、必ず生きて戻る決意を伝えてザカリーは戦場へと発ちます。
結婚商売ネタバレ最終回結末④:黒幕はジャコブ第二王子
ザカリーを見送ったビアンカは、オデリー王女や大司教などへ手紙を送って根回しを行いました。
ジャコブはゴティエの息子アルベルの後見人に名乗りでますが、一足早くオデリー王女が国王陛下の命によってアルベルの後見人となります。
実はオデリー王女はビアンカからの手紙によって、動き出したのでした。
ジャコブに王位継承の可能性が高まったことから、貴族たちの間には出征を躊躇うものが多く、ザカリーたちは軍の規模を確保できず劣勢となります。
しかしそこへビアンカの根回しによって聖騎士団が参戦し、アルノー軍は勢いを取り戻して勝利を収めました。
ビアンカの働きによって戦況や王家内での権力抗争が好転し、王位継承を狙い画策していたジャコブは失脚となるのです。
結婚商売ネタバレ最終回結末⑤:ビアンカの死亡と復活
ビアンカは子を授かりますが、難産で大量出血したことで走馬灯を見ることになります。
そして、そこでは以前に会ったことがあるというザカリー・ド・アルノーの姿をしていたという者が。
故人を次の夢に案内するときに現れると話、まるでビアンカは死亡したような口調で話しかけられます。
案内人はザカリーを助けたことで世界は正しい方向に進んだと言い天に誘われそうになると、ビアンカは現世に戻りたいと主張。
案内人は、「それはできない」と話すもビアンカの思いが最終的には通じで現世に飛ばされることに。
無事にビアンカは生き返ることができました。
結婚商売ネタバレ最終回結末⑥:聖人ビアンカへの神の望み
無事にザカリーが帰還し、その後ビアンカはザカリーの子を授かり、娘のアレクサンドラを出産します。
赤ん坊が生まれたことを喜んでいると、辺りが光りだして空からラッパの音が聞こえてきました。
それは、ビアンカがザカリーの後継者を出産したことを、神が祝福しているのです。
聖人は、未来予知で知り得た最悪の結末を避けるために身を捧げ、神の望む世界を実現しようと努めます。
その最悪の結末とはザカリーの死だったのであり、ザカリーの死亡を回避して後継者を産むことが、神に求められていたことなのでした。
アレクサンドラは女性でありながら、ザカリーの血を受けて立派な軍人となるのです。
そしてアルベルの息子であるシリル王子と結婚をし、後にシリルから王位を譲られて女王となるのです。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ!
結婚商売の本編はハッピーエンドとなりましたが、外伝でその後の物語やかつてのエピソードなどが描かれています。
外伝の内容もご紹介したいと思います。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ①:アレクサンドラの成長
1歳になったアレクサンドラは、歳の割には身体が大きくてよく動く赤ん坊でした。
そのためかゆりかごから脱走することが大好きなのです。
ゆりかごの囲いを高くしてもうまく抜け出してしまうので、イボンヌはいつも注意してアレクサンドラを見ていなければなりません。
ビアンカがアレクサンドラを抱き上げようとしますが、なにぶんアレクサンドラが大きいのでイボンヌに止められてしまいます。
神が望んだザカリーの後継者であるアレクサンドラは、活発で体力のある女の子に成長しそうですね。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ②:ビアンカから見た歳の差婚
ビアンカの侍女イボンヌには、ルーシーという名の妹がいました。
イボンヌがガスパル卿と婚礼を挙げた時、参列者に花嫁の妹としてルーシーとその夫がいました。
同じく婚礼に出席していたビアンカは、ルーシーの夫が気になってしまいます。
なぜならその人物は髭面で冴えない容姿をしており、ルーシーとは年も離れていたためでした。
ビアンカもザカリーとはかなり歳が離れています。
しかしザカリーは体格も良く外見も整っており、ビアンカよりも歳は離れていても
嫁いできた時はビアンカはまだ9歳という、幼い少女でした。
一方でザカリーはすでに騎士として名声があり、伯爵位を授かったほど十分に大人の男性だったのです。
同じ歳の差婚とはいえ、歳が離れていても容姿の整った夫との結婚は、歳の差婚の普通ではないとビアンカは気づいたのでした。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ③:ビアンカのもう1人の侍女
ルーシーの夫は、初め自分の妻の姉であるイボンヌを見下していました。
しかしそのイボンヌが男爵位を受けたガスパル卿に嫁ぎ、ビアンカに仕えて公爵夫妻と親しいことを知ると、態度を翻していました。
自分も公爵家の恩恵を受けようと、アルノー城部屋ってくると門番に対してイボンヌの義兄だと名乗り、城の中へ入ってきたのです。
しかし許可のない人物を城に入れたとして、ビアンカとザカリーは門番を責めました。
城から追い出されて腹を立てたルーシーの夫は、自宅へ帰って腹いせにルーシーに暴力を振るうのです。
夫から逃げ出して城に助けを求めてやってきたルーシーを、門番は今度は咎められるのを覚悟で城の中に入れました。
しかしビアンカは今度は叱ることなく、門番を称えました。
外見で夫に不快感を持っていましたが、中身も横柄で暴力も振るうような夫とは離婚した方が良いとルーシーに話しました。
しかし、この時代は離婚は罪深い行いであり、また例え離婚してもまた再婚させられるだけだとルーシーはビアンカの提案を断ります。
そこで離婚をせずに、夫と離れて暮らせる方法を思い付きます。
それはビアンカの侍女として仕えることであり、ルーシーは自宅を出て城で暮らすようになりました。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ④:オパールのおはじき
ある日ビアンカは、ザカリーからオパールのおはじきを受け取りました。
オパールの中に金も混ざった非常に美しいもので、ビアンカは遊んでみることにします。
乳母ジャンヌと過ごしていた頃は、ビアンカはよく遊んでいたのだったと思い出しました。
ジャンヌは彼女が幼いころから世話をして育て、いつか高貴な身分の方と結婚するのだと信じていました。
もともとビアンカの母の出身は、王妃を何人も輩出した名門家であり、ジャンヌはお嬢様も同じような将来を辿ると考えていたのです。
しかし結局は新興貴族の伯爵家へ嫁ぐことになり、悔しさに涙を流していました。
大人になったビアンカが思うには、ジャンヌは自分の幸せを願っていたというより、実家の血筋の繁栄を目指していたのでした。
アルノーへ嫁いできてからは心を開くことができるのはジャンヌただ1人だけであり、慕っていた乳母ではありました。
しかしその乳母さえも、自分のことだけを考えてくれていたわけではな買ったと、寂しく思うのです。
そんなビアンカの思いに対し、ザカリーはジャンヌと過ごした幸せな瞬間や温かい思い出もあったのだろう、と見方を変えてくれたのでした。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ⑤:オデリー王女に会う
おはじきにザカリーも誘ってみるとあまりにも下手だったので、体を使うことでこれほど下手なことがあったのね、と大笑いします。
すると笑われたザカリーは、体を使うもので得意なことは何があった?と妻に尋ねました。
初夜を思い出してしまって答えを濁すビアンカを抱き寄せると、まだ陽も高いのに2人は愛し合いました。
そしてザカリーは、オデリー女王がビアンカとその娘のアレクサンドラに会いたいと話していることを伝えました。
オデリー女王が即位してから、ビアンカは妊娠や出産などで長い間首都を訪れておらず、女王にも会えていません。
久しぶりに首都を訪れることに決めて、オデリーに会いに行くことにしました。
首都ラホズではアルノーの馬車を見た人々が、聖人が乗っていることに気がつき大歓声で迎えられます。
ラホズに到着すると、アルノーに与えられた部屋は、かつてオデリーが長い間使用していた思い入れのあるはずの部屋でした。
しかも当時はオデリーの好みの青い色の調度品で揃えられていたはずが、ビアンカの好みに合わせて緑色で揃えられているのです。
大切な部屋をビアンカのために用意をしてくれたことに戸惑い感激したのです。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ⑥:かつての争い相手
部屋に到着して戸惑っているビアンカのところへ、女王の侍女がやってきて女王が会いたがっていることを伝えました。
そこでビアンカは娘のアレクサンドラと、イボンヌとルーシーを連れて女王の元へと向かうことにしました。
ビアンカを呼びにきた女王の侍女は、かつてビアンカが貴婦人たちとの諍いで争ったセリーヌでした。
行いを咎められて罰を受けることになったセリーヌは、オデリーの計らいで侍女として仕えていたのでした。
ビアンカは久しぶりね、オデリー女王に仕えているとは思わなかったわ、と話しかけました。
過去にはビアンカを疎ましく思い、陥れるために悪事に走ってしまったセリーヌでしたが、今では女王に忠実に仕えている様子が伺えました。
さらにビアンカに対し、かつて自分の至らな買ったところをたくさん見せてしまった、と冷静に過去の自分の行いを受け止めていたのです。
また卑しくのしあがろうと、セリーヌの父は娘である自分に女王の侍女という立場を使うよう命令をしてくるため、父を見限り実家を継ぐことを放棄していました。
セリーヌは改心して誠実に生きるようになっていましたが、それはビアンカに出逢ったことで幸せになれたのだと考えているのでした。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ⑦:オデリーとの再会
オデリーは、王が個人的に客を招待する時に使用する個人謁見室に、ビアンカ達を招きました。
数年ぶりに再会できたビアンカとオデリーはとても嬉しく思います。
またアレクサンドラを初めて見るオデリーは、娘がビアンカにそっくりで、瞳が似ていてとても聡明で優しいと褒めました。
普通の1歳児と比べると大きく重いので、抱き上げるのはやめておいた方が良いのではとビアンカが言うものの、オデリーは親友の子を抱かせて欲しいと抱っこをしてくれました。
それから2人は夕方になるまで会話を楽しみました。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ⑧:宮廷恋愛への憧れ
オデリーとの再会を楽しんだ後、ザカリーの待つ部屋へと急いで帰る途中に、地方貴族の子息らしき男性を見かけました。
ビアンカからすれば、ふとすれ違った若い貴族という程度で気にも留めなかったのですが、若い貴族男性はビアンカに見惚れていたのです。
その貴族男性ジョセフは、国王陛下への用事のために初めて地方から首都にきたのでした。
初めての首都や宮廷恋愛に憧れを抱いているところに、ビアンカの姿を見てしまったことで、お名前は?と思わず声をかけてしまいました。
しかし、若者の目つきに警戒をしていたイボンヌやガスパルがすぐさま対応をします。
イボンヌがビアンカとジョセフの間に立って入り、この方を誰だと思っているの、と高圧的に叱ります。
食い下がるジョセフに困っている時、ビアンカの帰りが遅く迎えにきたザカリーが騒ぎに気がついてしまいました。
あいつは誰だ?と鋭い視線を送るザカリーにジョセフは震え上がります。
道に迷ったようですとビアンカがはぐらかそうとして、ルーシーが私がお連れします、とうまく切り上げました。
ルーシーはジョセフに対して、揉み消されて幸いだと思ってくださいと言い放ちました。
先ほどの騎士は鉄血で有名なアルノー伯爵であり、名前を尋ねた女性はその妻であり聖人であることにジョセフはやっと気がつきました。
ジョセフはとんでもない行動をとってしまったのだと理解をしたのでした。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ⑨:芯のあるルーシー
聖人ビアンカに畏れ多くも宮廷恋愛を持ちかけてしまったと、ジョセフはショックを受けていました。
そんな彼に対し、ルーシーは次からは気をつけてくださいと注意し、他に素敵な相手ができるでしょうと言いました。
そんなルーシーに対して、ジョセフは今更名前を尋ねてきました。
先ほどからビアンカやイボンヌが名前を呼んでいたのを聞いていたはずなのにと疑問に思った直後に、ルーシーは気がつきました。
宮廷恋愛では名前を知っていても名前を尋ねるところから始めるものなのです。
つまり貴族の若者が自分に言い寄ってきたのだと理解すると、笑い出しました。
公爵夫人の侍女ではあるが平民でありしかも人妻であることを伝え、あなたにはふさわしくないと答えて去っていきました。
しかしその後ジョセフはアルノーの滞在場所のあたりをウロウロと徘徊し、公爵夫人の姿を見にきたのかと咎められます。
しかしそうではなく、ルーシーの姿を見ようとしていたとわかると、その話はビアンカにの耳にも届きます。
まだ若いけれども相手は貴族であるのでルーシーに勧めてみるものの、離婚したわけではなく人妻であるからと辞退します。
歳の離れた暴力的な夫とは距離をとっているものの、夫婦関係はすでに成立しておらず、ただ形だけの夫婦です。
しかも公爵家から受け取る生活金が必要なために、夫は離婚を拒否しているのであり、生活金を保証すれば離婚に応じるのではないかとビアンカは考えました。
その考えに、これまで離婚を固辞してきたルーシーも、ようやく納得しました。
ジョセフに言い寄られたためではなく、今後の自分の人生において夫との関係を残す必要はない、とルーシーが自ら決意したのでした。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ⑩:舞踏会のためのドレス
ビアンカのためにおデリー女王が開催することにしてくれた舞踏会に向けて、ドレスを新しく準備していました。
それに合わせてジュエリーも入念に選び、そして侍女2人の身なりも整えることにします。
舞踏会の夜は、イボンヌとルーシーのうちどちらか1人はアレクサンドラの面倒を見なければならないため出席することができません。
ルーシーは初めての首都で、さらに舞踏会にまで参加してしまうと、これまでの自分の世界からかけ離れすぎて夢に酔ってしまうのではないかと考えていました。
そのためルーシーは舞踏会へ参加する役目は姉に譲ることにします。
しかしビアンカはイボンヌだけではなくルーシーのにもドレスを与えてくれました。
出席しないにも関わらず、自分のためにもドレスを用意してくれたビアンカに感激します。
ルーシーと娘のアレクサンドラを残して、アルノーの一行は舞踏会へと向かうのでした。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ⑪:オデリー王女とパートナー
会場に着くとビアンカとザカリーの登場に、人々は話すのをやめて注目をします。
それもそのはず、舞踏会はおデリー女王が即位してから初めて開催されるものであり、そしてビアンカの出産によって神の意思が叶ったことを祝うための会だからです。
注目されて落ち着かないビアンカは夫ばかり見つめ、またザカリーも同じく妻を見つめながら会場を進むのです。
集まった人々は聖人を祝福するために注目しており、また2人の仲睦まじい姿に目を奪われてもいたのです。
そして王族たちが会場に到着し、オデリー女王の挨拶によって舞踏会が始まりました。
オデリー女王は護衛騎士であるテクトール卿の手を取り会場の真ん中で踊ります。
テクトール卿は元はカスティヤの騎士でしたが、オデリーに仕えたいと考えてカスティヤから出てセブラン王国に帰化したのです。
かつてオデリーがまだ王女だった頃、セブランで開催されたトーナメントに参加して準優勝をしたのがテクトールでした。
そしてトーナメントではオデリーにバラを渡していたのですが、その頃からテクトールはオデリーを慕っていたのでしょう。
オデリーは洞察力のある女王で、テクトールの気持ちにも気づいているものの、それによって動じることもないのでした。
テクトールもオデリーの聡明さをわかっており、だからこそ表情を引き締めて努めて無表情に、王女のパートナーを努めるのでした。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ⑫:注目されるビアンカ
ビアンカは夫に誘われて、2人でダンスを踊りました。
踊りながら彼女は夫を小突いてからかい、ザカリーは笑いながら妻を見つめていました。
初めて2人が夜を共にした日、ザカリーはそれまで耐えていたのに我慢ができなくなってしまったのだと話しました。
高い持参金と共に嫁いできた幼い妻を、万が一の時のために傷つけてしまわないよう、抱かないつもりで決意していたことも話します。
長い間その決意を守っていたにも関わらず、他の男の存在が気になって耐えきれずに、ビアンカに手を出してしまったのだと話しました。
ビアンカはそれを聞いて驚き、私はあなたの妻なのだと確信して安堵しましたかと尋ねます。
しかしザカリーは、ビアンカを抱いた後さらに不安になったのだと言います。
それは、自分の目にはこんなに綺麗に映るビアンカは、他の男の目にも美しく見えているに違いないので不安になってしまうと言うのです。
そしてそれまで彼女に向けていた視線を周囲へ巡らせると、同じようにそれまでビアンカに注目していた男性たちが、慌てたように目を逸らす姿が目に入りました。
舞踏会に出席している男性たちが、やはりビアンカに見惚れていることにザカリーは気が気でないのでした。
結婚商売の外伝最終回結末ネタバレ⑬:ビアンカとザカリー
ザカリーはビアンカの顔を撫でて、他の男性の視線を集めてしまうことで、嫉妬で狂ってしまいそうだと囁きます。
踊りをやめて2人は立ち止まると、ザカリーは領地に早く帰ろう、と言い出しました。
ビアンカもザカリーを見つめながら顔をペチリと軽くはたくと、領地に帰るのはともかく、今はこっそり抜け出しませんかと答えるのです。
2人が寄り添いながら会場から抜け出していく様子を、会場中の人々がにこやかに見ていました。
そして抜け出した後は、満開の薔薇が咲き誇る庭園を歩きながら愛を囁き、甘い時間を過ごしたのです。
貴族社会では家同士の政略結婚がほとんどで、夫婦仲がよくないことが普通でした。
そのため夫婦関係の他に、宮廷恋愛で恋人を作ることが当たり前だったのです。
しかし仲睦まじい2人を見送った会場の人々は、宮廷恋愛は減ってゆき、夫婦仲を良くする考えが広まったのでした。
まとめ
今回は、「結婚商売ネタバレ最終回結末!原作外伝のラストはどうなる?」を紹介していきました。
悪女であるビアンカが回帰したところから始まった物語でしたが、ビアンカはなんと聖人だったのですね。
そしてザカリーが戦死しビアンカも惨めな死を迎えようとした前世は、神が避けたかった最悪の未来でした。
回帰してから懸命に生きたビアンカが、ザカリーの後継を出産し、幸せな結末を迎えることができました。
また外伝では娘アレクサンドラの成長や、イボンヌの妹のルーシーも侍女となりビアンカを支えてくれる微笑ましい様子も見ることができましたね。
オデリー女王のビアンカに対する温かく優しい友情も本当にステキでした。
結末ネタバレとしてお伝えいたしましたが、この作品は登場人物も魅力的でえがらもキレイで、マンガで読むととても楽しめる作品です。
関心がある方はぜひ漫画でビアンカたちの世界を楽しんでくださいね。
以上、「結婚商売ネタバレ最終回結末!原作外伝のラストはどうなる?」と題してお届けいたしました。