この記事では、「元夫の番犬を手なずけたネタバレ最終回結末!外伝や韓国原作小説のラストも紹介!」をご紹介していきます!
『元夫の番犬を手なずけた』といえば、LINEマンガで今大注目の韓国マンガです。
閲覧数は現時点で3,500万回を超え、これからもどんどん伸びることが予想されます。
そんな本作ですが、ファンの中には無料分を読み切ってしまい、先が知りたくてうずうずしている方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは韓国小説版も含めた物語の結末についてネタバレしていきます!
それでは早速、「元夫の番犬を手なずけたネタバレ最終回結末!外伝や韓国原作小説のラストも紹介!」を見ていきましょう!
- 『元夫の番犬を手なずけた』ネタバレ最終回結末
- 『元夫の番犬を手なずけた』外伝のネタバレ
元夫の番犬を手なずけた完結してる?

調査したところ、原作小説は完結済みだということが分かりました。
原作小説自体は全155話となっており、外伝を含めると176話で完結しています。(※2021年4月時点で完結。)
LINEマンガやebookjapanなどの配信サイトでは88話までが公開されています。
元夫の番犬を手なずけたのあらすじは?

皇太子妃のラインハルトは、亡くなる瞬間に15年前、父の亡骸の前で夫であるミシェルに離婚を言い渡された過去にタイムワープしました。
それは保身のために父を戦地へ送った夫に復讐する絶好のチャンス。
彼女は怒りに身を任せ、父の形見の剣を夫の脚に突き立てました。
ラインハルトは弑逆の罪で辺境の地・ルーデンへ追放されます。
真冬の山の中でミシェルが差し向けた追っ手に殺されそうになり、死を覚悟するラインハルト。
しかし、絶体絶命のピンチを見知らぬ少年が助けてくれました。
ラインハルトはその少年を育てることを決め、復讐に利用することを思いつきます。
元夫の番犬を手なずけた最終回結末ネタバレ!

本作は基本的には復讐モノですが、復讐が果たされてからも物語が続くのがこの作品の大きな特徴です。
また、途中からは意味深な伏線も張り巡らされていて続きが気になる仕掛けになっていますよね。
ここからは、読者の皆さんが気になるポイントに絞って順を追ってネタバレしていきたいと思います!
韓国原作小説は外伝も含めて176話で完結済み。
元夫の番犬を手なずけた最終回結末ネタバレ①:ラインハルトとビルヘルムは結ばれる?
2人の間には最終的に4人の子供が生まれます。
- ビロイ(長男)
- ビアンカ(長女)
- 双子
紆余曲折あって二人は結ばれることができました。

ビルは皇帝になったよ!
当初は何もない貧しい土地であったルーデンをここまで大きくしたのはラインハルトです。
自身の領地に愛着が湧くのも当然のことでしょう。
ところで、この漫画の舞台設定は中世ヨーロッパをモデルにしています。
当時、貴族の女性は夫に付き従うものという価値観が一般的でした。
それに比べると、ラインハルトが領主を続け、たまに遠方の夫と会うという生活スタイルは時代を先取りしている感がありますね。
元夫の番犬を手なずけた最終回結末ネタバレ②:ルーデン領拡大までの政略は?
皆さんもご存じの通り、ラインハルトが訪れた頃のルーデン領は何もない貧しい土地でした。
文字通り、食料も兵力もなく、国からもほとんど見捨てられたような状態でしたよね。
日々の生活にも苦労するようでは復讐どころではありません。
ラインハルトはこの状況をどのように打開したのでしょうか。
まず、貴重な資源である黒炭が大量に眠っている「レイラン湿地」という土地の採掘権を手に入れようと考えました。
方法を考えていたところに、首都から兵士と騎士の徴収命令が。
ところが、首都に兵士を送ってしまうとルーデンの警備が立ち行きません。



ミシェルは状況を分かっていて嫌がらせしたかったんだね。
そこで、ラインハルトはディートリッヒの提案で、レイラン湿地のあるナダンティン領に騎士を1名貸しだすことにしました。
その代わりに兵士15名とレイラン湿地の土地を要求する取引を持ち掛けたのです。
取引は成功し、ルーデン領はレイラン湿地で採掘できる泥炭によって大きな富を得ました。
領地が豊かになったので、近隣の土地から移住してくる者も出てきたのだそう。
その後も、利害が一致したグレンシア領と協力して周辺の土地を次々と征服。
元夫の番犬を手なずけた最終回結末ネタバレ③:ラインハルトの復讐は成功する?
帝国一の領主となったラインハルト。
しかし、帝国ではそのことが問題視されていました。
領地拡大に貢献したビルヘルムが正式に叙任された騎士ではないことが違法であると言うのです。
そこで皇室は、リンケ家の復活とリンケ侯爵の遺体返還をちらつかせてラインハルトを首都に呼び出しました。
ラインハルトはビルヘルムを伴って水晶門(魔法のワープゲート)から首都に赴きます。
ここで、ビルヘルムが皇帝の血筋であることが皇帝に知られることとなりました。
皇帝は、無能なミシェルを密かに後継者から退けたいと考えていたようです。
そこでビルヘルムを正式に騎士として叙任することに。
その後も、2人は3週間後に大宗教会という大きな催しに招待されたことで、思いがけず長期間首都に留まることになりました。
ビルヘルムは、3週間のうちに初対面から自分に気がある様子だったドルネシアを篭絡し、ミシェルを毒針で殺させることに成功します。
その後、ドルネシアを牢獄に幽閉し、ラインハルトとハグする様子を見せつけたのです。
それまでのやり取りでビルと両思いだと思い込んでいたドルネシアは、ショックのあまり槍で自身の首を刺して自害してしまいました。



ラインハルトが直接手を下したわけではないんだね。
元夫の番犬を手なずけた最終回結末ネタバレ④:ビルヘルムの秘密は何?
実は、ビルヘルムも前世で死ぬ直前にタイムワープしてきていました。
それどころか、ラインハルトを回帰させたのもビルヘルムだったのです。
徴収命令による遠征から帰還してから、彼には不可解な点がありましたよね。
- 最初に首都に赴いたときに、ティータイムでの礼法が完璧だったこと
- ラインハルトの肖像画の保管場所を知っていたこと
これらは全て、前世の記憶を取り戻したことによるものでした。
では前世ではどのような人生を送っていたのかというと、あまり恵まれたものではなかったようです。
前世での彼は、大人になってからも着るものや食べるものに困るような貧しい生活を送っていました。
ある日、偶然ミシェルとドルネシアを助けたことで、拾われるようにして皇室の騎士となります。
しかし、主人のミシェルは些細なことで頻繁に彼を鞭打ちました。
また、ドルネシアもミシェルの代わりに鞭を振るうことがあったようです。
彼女はその行為に快感を覚えるようになり、何でもない時でもビルヘルムを鞭で打つようになりました。
そんなビルヘルムを救ったのが、倉庫にあったラインハルトの肖像画です。
しかし、皇太子の駒として戦争に駆り出されていた彼は、戦闘中に同僚から裏切られて殺されてしまいます。
そこから彼は回帰し、少年時代に戻ってきたというわけです。
ある日、彼は山の中で竜に出会います。
竜は彼に「自分を殺してくれるなら残りの命をお前にやろう」と言いました。
彼は竜を殺して、約束通り2度目の人生を授かったのです。
この力を自身とラインハルトに使用したため、二人は過去に戻ることができました。
元夫の番犬を手なずけた最終回結末ネタバレ⑤:ディートリッヒのその後は?
ディートリッヒは首都からの徴収命令で戦争に赴き、野蛮族に殺され戦死したと思われていました。
しかし、実は彼が生きていたことが明かされます。
彼は記憶を失ってとある集落で「フェリクス」という名前で暮らしているところを発見されました。
そこで新しいパートナーを見つけて平和に暮らしていたのです。
そのことを知ったラインハルトは大層喜び、記憶を失った彼を自身の騎士として、パートナーを侍女としてルーデンに迎え入れました。



大切な幼馴染が生きていて良かったね。
元夫の番犬を手なずけた最終回結末ネタバレ⑥:二人は仲直りできる?
徴収命令が出たときに、ラインハルトはディートリッヒとビルヘルムにお守りを渡していました。
お守りと言っても、まだ領地が貧しかったので、スカートを引き裂いた布を剣に巻き付けるだけのものです。
復讐を終えたある時、ラインハルトはビルの剣に二人分の布が巻き付けてあるのに気が付きます。
ディートリッヒの遺品は見つからなかったはずなのに、なぜ彼の分の布をビルが持っているのでしょうか。
ささいな違和感をきっかけにラインハルトはビルが隠し事をしていることに気付きました。
ビルは、記憶が戻ったのはディートリッヒが亡くなってからだと言っていましたが、実はその前から全て思い出していたのです。



ディートリッヒを見殺しにしたってこと…?
ラインハルトは、ビルが大切な幼馴染が殺されると分かっていて助けなかったことを責め立てます。
しかし、ビルは全く悪びれる様子がありません。
このことをきっかけに二人の信頼関係は完全に崩れてしまいました。
ラインハルトに嫌われてしまったことで、ビルは一時廃人のようになってしまいます。
しかし、二人は少しずつ信頼関係を回復し、良きパートナーとして成長していくのでした。
元夫の番犬を手なずけた登場人物一覧!


ここからは、本作の登場人物についてまとめていきます。
「もう知ってるよ!」という方も、一度復習しておきたい方もご一読ください。
ラインハルト・リンケ
本作の主人公です。
リンケ侯爵家の令嬢として大切に育てられました。
政略結婚によってミシェルと結婚しますが、父親の葬式の日に離婚を言い渡されます。
幼い頃はお嬢様であるにも関わらず木登りをするなど、お転婆な子供だったようです。
大人になってからも、明らかな侮辱を受けてもその場で言い返すような強気な一面を持ち合わせています。
意志の強い女性ですが、大切な人が関わると心が揺れ動くことも。
また、ビルヘルムやディートリッヒの協力もあったとはいえルーデンの統治をこなしており、領主としても有能な人物です。
ミシェル・アランカス
アランカス帝国の皇太子にして、ラインハルトの元夫です。
帝国の王位継承者として政治の一部を取り仕切っています。
ただし、ドルネシアに惚れ込んでおり、彼女の我儘に振り回されて横暴な決断をするため、良き君主とは言えません。
父親に諫められても反省する気はない様子です。
ビルヘルム(ビル・コルーナ)
本作のもう一人の主人公。
ラインハルトに対する異常とも言える執着心がこの物語の軸となっています。
初登場時は「いやだ」「ちがう」の二言しか話せませんでしたが、ラインハルトやディートリッヒと過ごすうちに少しずつ言葉を覚えていきました。
ラインハルトに愛されたいがために嘘をついたり、利用価値のある相手に取引を持ち掛けたりとクレバーなところもあります。
ラインハルトのことを大切に思う一方で強く依存しており、関係が決裂すると廃人のようになってしまうほどでした。
ディートリッヒ・エルンスト
エルンスト家も次男であり、ラインハルトの幼馴染です。
成長してからはリンケ家の騎士を務めています。
ラインハルトがルーデンへ追放されたと知って自身も彼女の元へ向かいました。
ビルヘルムを迎えてからは彼の剣の師となり、闘い方と言葉を教えていました。
実はラインハルトの初恋の人で、15歳の時に告白されています。
ドルネシア・カナリア
ウェーブがかった銀髪にアイスブルーの瞳を持つ、美しい女性。
12歳の時にカナリア公国からアランカス帝国へ、人質として連れて来られました。
ミシェルを篭絡して愛人のような立ち位置に居ます。
ミシェルに我儘を言い、自国に便宜を取り計らうよう仕向けていますが、それが政治の混乱を招きました。
その一方で、人質という弱い立場のためミシェルに逆らうことは許されず、良いように使われている面もあったようです。
リンケ侯爵
ラインハルトの父。
優秀な騎士として帝国に仕えていました。
しかし、ミシェルの代わりに暴動を制圧するよう命じられ戦死します。
ラインハルトにとっては心優しい良き父親でした。
娘と皇太子の結婚を取り付けたのは政略的な意味もありましたが、娘にできる限り幸せな地位をプレゼントしたいという親心もあったことでしょう。
まとめ


この記事では、「元夫の番犬を手なずけたネタバレ最終回結末!外伝や韓国原作小説のラストも紹介!」と題してお送りしました。
よくある回帰モノかと思いましたが、一通り読んでみると作りこまれたストーリーに引き込まれました。
どのようにして復讐への道筋を作っていくのか、という動機づけが丁寧に積み重ねられていて感心してしまいます。
小説は完結していますが、LINEマンガではまだまだ続きそうですので更新が楽しみですね。
以上、「元夫の番犬を手なずけたネタバレ最終回結末!外伝や韓国原作小説のラストも紹介!」でした!