この記事では、「夏目アラタの結婚の漫画ネタバレ最終回結末！真珠の正体や真犯人についても調査！」をご紹介していきます！
『夏目アラタの結婚』は漫画家・乃木坂太郎先生によるミステリー・ヒューマンドラマ。
先の読めないミステリアスな展開が好評のヒット作です。
2024年9月から実写映画化されるため、原作にも興味が湧きますよね。
そこで、この記事では本作品のあらすじから結末までまとめてみました。
それでは早速、「夏目アラタの結婚の漫画ネタバレ最終回結末！真珠の正体や真犯人についても調査！」を見ていきましょう！
- 『夏目アラタの結婚』あらすじ
- 『夏目アラタの結婚』漫画は完結してる？
- 『夏目アラタの結婚』結末ネタバレ
- 『夏目アラタの結婚』真珠の正体
夏目アラタの結婚のあらすじは？
児童相談所に勤務する夏目アラタ。
幼い頃に父親を亡くし、その後母親が結婚、離婚を繰り返して何度も苗字が変わりました。
そのことから子供時代はかなり荒れており、ついたあだ名は「児相一の問題児」。
自身の過去から被虐待児を救いたい気持ちは人一倍強く、虐待が疑われる親には恐喝まがいの強い態度に出ることもしばしばあります。
そんな彼に、担当児童の山下卓斗から相談事が舞い込みました。
その内容とは、獄中の殺人犯「品川ピエロ」と会って欲しいというものです。
卓斗は巷を騒がせたバラバラ連続殺人事件で、父親を殺されています。
「品川ピエロ」はその被疑者です。
彼は父親の頭部が未発見のため、手がかりを得ようと獄中の犯人と手紙でやり取りをしていました。
ただし、被害者の家族であることを伏せるため勝手にアラタの名前を使っていたのです。
直接会いに行くわけにいかないので、本人に代理で行ってもらおうと相談したと言います。
彼は依頼を引き受け、刑務所へ赴きました。
緊張の中面会室で出会ったのは華奢で実年齢より幼く見える女性でした。
長髪で歯並びが悪く、太っているという品川ピエロの世間的なイメージからかけ離れた容姿にアラタは動揺します。
一方、品川ピエロ、本名品川真珠（しんじゅ）は、「思っていたのと違う」と失望を露わにして自室へ戻ろうとしました。
事件について何も引き出せていない、と焦ったアラタは、とっさに「俺と、結婚しよーぜ！！」と言い放ち彼女を引き止めます。
果たしてアラタは事件の情報を得ることが出来るのか……。
夏目アラタの結婚は完結してる？
本作品はビッグコミックスペリオール（小学館）にて2019年から連載開始し、2024年1月で完結しています。
単行本は全12巻、話数は106話が最終回です。
2024年9月には俳優の柳楽優弥、黒島結菜主演の実写映画も上映が決定しています。
夏目アラタの結婚の漫画ネタバレ最終回結末！
謎が謎を呼ぶ展開が読者の心を掴んで離さない本作。
ここでは作中で明かされた真相についてまとめました。
夏目アラタの結婚の漫画ネタバレ最終回結末！①：犯行当時、真珠が太っていた理由は？
彼女のバイト時代の写真から、元々は華奢な体形であることが分かっています。
それにも関わらず、逮捕当時はなぜ太っていたのでしょうか。
理由は、死体をバラバラにする時に体重が必要だったからです。
女性であることもあって筋力が足りない分を体重で補うことにしたのでしょう。
幼少期にパックご飯とツナ缶で太らされた経験から、同じ方法で太ることにしたというわけですね。
痩せやすい体質であったため、逮捕されてからは元の体系に戻ったようです。
夏目アラタの結婚の漫画ネタバレ最終回結末！②：真珠の父親は弁護士・宮前だった？
真珠の実の父親は三島ではありません。
環は真珠の姉が亡くなった後、子供が欲しいがために手あたり次第に男性と関係を持っていた時期があります。
環の携帯に保存された写真の中に、当時の宮前が移っていました。
また、宮前と環は一度だけ肉体関係を持ったことがあると言います。
これらの証拠から、真珠の実の父親は宮前である可能性があるのです。
しかし、宮前がDNA鑑定を拒否したため真相は闇の中。
作中ではあくまで可能性を匂わせるだけに留まりました。
夏目アラタの結婚の漫画ネタバレ最終回結末！③：アラタと真珠のその後はどうなる？
殺人を犯した真珠は、裁判によって懲役12年の刑罰が確定しました。
アラタは公判前に拘留場へ面会に行き、ここを出たら結婚しようとプロポーズします。
その後、模範囚だった真珠は9年で仮釈放され、二人で暮らし始めました。
その頃の彼は北海道の児童相談所の課長に出世しています。
彼が寒い中帰宅し、笑顔で出迎える真珠。
家族に恵まれなかった二人が暖かい家庭を築いている様子が微笑ましいラストでした。
夏目アラタの結婚の真珠の正体や真犯人についても調査！
謎のカギを握るヒロインである真珠ですが、彼女は一体何者なのでしょうか。
ラストまでにしっかり伏線回収されていますので、一緒に見ていきましょう。
夏目アラタの結婚の真犯人は品川真珠？
真珠が殺害したとされている人数は3人。
真珠は無罪を主張していましたが、当初の疑い通り彼女が死体遺棄したということで間違いありません。
ただし、彼女が一方的に殺した訳ではなく「自殺幇助」です。
3人はそれぞれの事情で自殺願望を抱えていました。
彼女は3人の願いを叶えるため手助けをしたのです。
また、4人目の正体不明の被害者は真珠の父親とされる三島正吾でした。
真珠の母・環を侮辱した三島にカッとなった真珠は、三島を包丁で十回以上刺して殺害しました。
真珠が明確な殺意を持って殺したのは三島だけです。
夏目アラタの結婚の真珠の正体は？
真珠には姉がいました。
名前は同じ「真珠」です。
彼女が生まれた頃、母親の環は三島と夫婦関係にありました。
彼女を抱っこした環を三島が階段から突き落とした時にその衝撃で亡くなっています。
環はその後離婚し、複数の男性と肉体関係を持ちました。
そうしてできた子供に再び「真珠」と名付け、姉の身代わりとして育てることにしました。
身代わりなので、新たに戸籍を登録せず姉の年齢で育てるため実年齢は戸籍より2歳下になります。
それが本作のヒロインである真珠の正体です。
環は真珠（妹）をネグレクトしていました。
食事はパックご飯とツナ缶のみ。
これは年齢のわりに発育が進んでいないことをごまかすために太らせていたのです。
また、歯の成長段階から年齢詐称を疑われるのを避けるため、歯医者に連れて行ってもらえませんでした。
それはつまり、歯科矯正はおろか虫歯の治療も受けられないということ。
彼女の歯並びが悪いのはこうした理由からです。
小学生の時に受けた知能検査の結果が低い理由も、対象年齢から2才も幼いのであれば納得です。
環は真珠が中学生の時にくも膜下出血で亡くなりました。
まとめ
こないだ漫画原作実写案件で挙げた「夏目アラタの結婚」の主役カップルも、相対的にカタい主人公夫(児童相談所職員)がスミベタでアンモラルな妻(殺人容疑で長く拘禁中)がシロヌキ。これは漫画的な表現であり実写じゃできない…なんで留置中に髪を脱色できるんだとなり、コントラストが消えてなくなる pic.twitter.com/wxqiJUEP6X
— インクエッジ (@02Curry) August 29, 2024
この記事では、「夏目アラタの結婚の漫画ネタバレ最終回結末！真珠の正体や真犯人についても調査！」と題してお送りしました。
真珠は猟奇的な印象が強いですが、時折見せる屈託のない笑顔や素直な反応がどこか魅力的で嫌いになれません。
最終的には罪を自覚し、愛する人と結ばれて良かったですね。
以上、「夏目アラタの結婚の漫画ネタバレ最終回結末！真珠の正体や真犯人についても調査！」でした！