この記事では、「よくある令嬢転生だと思ったのに原作ネタバレ最終回結末!小説のラストはどうなる?」をご紹介していきます!
『よくある令嬢転生だと思ったのに』は今大注目のWeb漫画です。
LINEマンガでは閲覧数6,500万回を超え、ランキングでも上位に度々出てきて高評価の作品になります。
主人公の百合子がどのように不利な環境を変えていくのかがこの作品の魅力です。
Web漫画はまだまだ連載中のため、続きが気になっている方も多いはず。
実はこの作品、原作となった小説は完結しています。
ここでは漫画になっていない小説の内容も含めてネタバレしていきたいと思います。
それでは早速、「よくある令嬢転生だと思ったのに原作ネタバレ最終回結末!小説のラストはどうなる?」を見ていきましょう!
- 『よくある令嬢転生だと思ったのに』ネタバレ最終回結末
- 『よくある令嬢転生だと思ったのに』原作小説のラストはどうなるのか
よくある令嬢転生だと思ったのに完結してる?

原作のストーリーは、2021年4月に全134話で完結済みです。
また、本編の完結後に外伝が22話分公開されています。

合計で156話の構成になっているんだね!
よくある令嬢転生だと思ったのにあらすじ!


現代では平凡な社会人だった百合子。
粗暴な兄と口論になり、階段から突き落とされて命を落としてしまいます。
しかし、虚しい死を嘆きながら絶命するかと思いきや、気が付くと別人の体に入れかわっていました。
その人物は、生前一気読みしたWeb小説『執着はお断り』のエディット・リゲルホフ。
彼女は主人公のリゼに嫉妬し、危害を加える悪役令嬢の役でした。
エディットは華やかなドレスや宝石で聞かざる美しい女性ですが、家族からは虐げられ、周囲からは疎んじられ、嫌われています。
最終的に政略結婚した夫に首を落とされる最期を迎える予定となっていました。
百合子はバッドエンドを回避し、悠々自適な貴族生活を送るため、小説の流れを変えるために奮闘します。
よくある令嬢転生だと思ったのにネタバレ最終回結末!原作小説のラストはどうなる?


ここからは原作の小説版を含めたストーリーの最終回結末をご紹介します!
この物語には、1話目から2つの謎がありました。
- そもそもなぜ転生したのか
- 百合子が飛ばされたモニターのある空間は何なのか
それも含めて、百合子の運命がどうなっていくのか分かり易く解説していきます。
よくある令嬢転生だと思ったのに原作小説の最終回結末ネタバレ①:エディットとキリアンは和解する?
政略結婚した当初、キリアンはエディットを嫌っていました。
エディットの実家・リゲルホフ家は権力志向が強く、計算高く他の家を陥れるような行動をすることで有名です。
その上、その家の娘であるエディットも高慢で横暴な性格で評判は最悪。
そのため、そんなエディットに対してキリアンは冷たく当たるのです。
初対面の相手に対してあまりにも失礼すぎる態度でしたが、それが小説『執着はお断り』本来のストーリーでもありました。
しかし、百合子がとある行動を取ることでキリアンの態度が変わり、少しずつ百合子に惹かれていきます。
最終的には両想いになり、二人の子供(男の子と女の子)にも恵まれました。
彼女の運命を変えた行動とはどのようなものだったのか、次の項から見ていきましょう。
よくある令嬢転生だと思ったのに原作小説の最終回結末ネタバレ②:三つの例外条件とは?
百合子は夢の中で、謎の電子空間に飛ばされます。
そこで、「三つの例外条件」をクリアすると物語の強制力が弱まることを知りました。
その条件とは以下の内容です。
第一の条件:原作のエディットが失敗した方法を選択する
第二の条件:キリアン・ルドウィックの誘いを10回断る
第三の条件:死の運命に従う
百合子は物語の強制力によって、「エディットが実家で虐げられていること」「男性経験がないこと」など、原作で明かされていない裏設定については発言ができませんでした。
また、周囲の登場人物がエディットを嫌っているのもこの強制力によるものです。
三つの条件を順番にクリアしていくことで徐々にこの強制力が弱まり、「嫌われ役」の運命を変えることが出来るようになるのです。
具体的には、第一の条件をクリアすると脇役の行動に影響があります。
第二の条件をクリアするとメインキャラに影響があるというものです。
百合子は持ち前の聡明さでこれらの条件をクリアしていきました。
前世でも、お金をせびってくる兄がいたり、動機に裏切られたりと不遇な人生を送っていた百合子。
そんな経験から、現状を受け入れて前に進む強さを身に着けたのかもしれませんね。
よくある令嬢転生だと思ったのに原作小説の最終回結末ネタバレ③:リゼの正体とは?
リゼの行動には時々不可解な点がありましたよね。
不審な表情をしたり、エディットにしかわからない嘘をついたり…。
原作者も百合子と同じく亡くなっており、物語の主人公として、みんなから愛され注目される立場を満喫していたのです。



機密文書流出事件、毒針事件もリゼの自作自演でした。
彼女は魂をキャラクターに憑依させる能力を持っています(なぜそのような能力を持ち得たのかは明かされていません)。
彼女は何度も転生を繰り返して前世の名前も忘れてしまい、自身を「K」と名乗っていました。
よくある令嬢転生だと思ったのに原作小説の最終回結末ネタバレ④:百合子は十三番目のエディット?
原作者は物語が終わるたびに転生し、12回も同じストーリーをループしていました。
それは、つまり百合子の前にも誰かが憑依させられたエディットがいたということ。
基本的に、エディットはリゼの引き立て役です。
そのため、物語の強制力により、どう頑張っても嫌われ役の運命からは逃れられないようになっていました。
12番目までのエディットは、機密文書流出事件の段階で、変えられない運命に心が折れて諦めてしまっていたようです。
その時点で例外条件にも気づくことなく、最後には栄養失調や溺死など悲惨な死に方をしてしまいました。
百合子はここで諦めることなく行動したからその後の運命を変えることが出来たのでしょうね。
他に例外条件に気付いた理由としては、前世で臓器移植を受けたためではないかと考察されています。
よくある令嬢転生だと思ったのに原作小説の最終回結末ネタバレ⑤:三つの例外条件が設定された目的は?
三つの例外条件を設定したのも原作者の「K」です。
彼女は転生を繰り返すうち、物語に刺激を求めて自ら条件を作り出しました。
そして、百合子が夢で見た謎の電子空間でこの世界を監視し、自分の思い通りに物語が進むよう操作しています。
12人目までのエディットは第一条件の「エディットが失敗した行動を選ぶ」でさえクリアしたことはなかったようです。
そのため、百合子が次々と条件をクリアしていくことに焦り、いらだちを覚える様子が描写されています。
よくある令嬢転生だと思ったのに原作小説の最終回結末ネタバレ⑥:リゼの行く末はどうなる?
さて、実は悪女だったリゼですが、どのような結末を迎えるのでしょうか。
彼女は一度クリフと結婚します。
一連の流れからリゼが悪女ということは周囲にバレていましたが、クリフは主人公の相手役であるがゆえに強制力が強く、運命から逃れられませんでした。
しかし、結婚してからとある事件が起こります。
皇室に連なる子供が誘拐されるのです。
リゼが奴隷のオークションに出されている子供を保護して称賛される…というのが本来の流れですが、強制力を弱めた百合子が子供を見つけてしまいます。
リゼは事態を挽回しようと偽の子供を用意するのですが、その嘘もすぐにバレました。
結婚してからわがまま放題に過ごしていた彼女。
クリフも今回の事件で流石に愛想を尽かして離婚されてしまいました。
そればかりか、皇室を欺いた罪で処刑が決定します。
しかし、百合子の嘆願により恩赦が下り、修道院送りとなったというわけです。
こうなれば、これ以上悪事を働くことはできないでしょう。
ちなみにクリフはその後、穏やかで優しい女性と出会い再婚しています。
まとめ


この記事では、「よくある令嬢転生だと思ったのに原作ネタバレ最終回結末!小説のラストはどうなる?」と題してお送りしました。
この物語の特徴は、転生当初は心が折れそうなくらい不遇な環境からスタートするところです。
実家では虐待され、結婚相手からも冷遇され、味方が誰一人いない状態でした。
だからこそ、持ち前の芯の強さと知性で運命を切り開いていく百合子の姿はとてもかっこいいですよね。
漫画でも徐々に周りのキャラクターの反応が変わりつつあり、先が楽しみです。
以上、「よくある令嬢転生だと思ったのに原作ネタバレ最終回結末!小説のラストはどうなる?」でした!