今回は、「ライジングインパクト打ち切り理由は？アニメ化はなぜ今のタイミング？」を紹介していきます。
ゴルフを通じて少年少女の成長が描かれている名作漫画の『ライジングインパクト』。
ネットフリックスでアニメが配信されたことにより、漫画を読みなおすという方も増えているのではないでしょうか。
実は、ライジングインパクトの漫画は、過去の連載時に2度打ち切りになっている事実があります。
打ち切りになった理由や、そもそもなぜ今になってアニメ化されたのかを知りたいですよね。
そこで今回は、「ライジングインパクト打ち切り理由は？」について調査しましたので早速見ていきましょう！
- 『ライジングインパクト』の打ち切り理由
- 『ライジングインパクト』が今のタイミングでアニメ化する理由
ライジングインパクト打ち切り理由は？
しかし、当時のジャンプ内の掲載状況やネット上の情報から3つの理由が推察されました。
- アンケートでの人気投票数が減少したから
- 少年向けには馴染みのないスポーツだったから
- キャラクターの能力が超人的で読者がついていけなかったから
上記の3つの理由と、『ライジングインパクト』が打ち切りになった回数/状況を詳しくお伝えしていきます。
ライジングインパクトの打ち切りは1回でなく2回？
1回目の打ち切りは「週刊少年ジャンプ」1999年16号(3月)です。
連載開始は1998年52号(12月)ですから、4か月後には打ち切りになっています。
後に、復活を望む読者の声により1999年の27号(6月)に再連載がスタートしました。
しかし完結せずに、「週刊少年ジャンプ」2002年12号(2月)に2回目の打ち切りになります。
それから2002年の「赤丸ジャンプ」で読み切りとして登場、無事完結しました。
アンケートでの人気投票数が減少したから?
ジャンプの人気投票は、付属の人気投票アンケートを投函するという方法です。
ジャンプ側が読者に人気が無い/票が集まらないと判断すれば、すぐに打ち切りになります。
この事から、当時の『ライジングインパクト』は、アンケートを投函する方法での人気投票数があまり集まらなかったのでしょう。
その結果、打ち切りになってしまったのだと考えられます。
少年向けには馴染みのないスポーツだったから?
「週刊少年ジャンプ」と名前がつくほど、少年層をターゲットにしている雑誌です。
当時は、ゴルフというスポーツについての少年たちの関心が高くなかったと考えられます。
ターゲット層に受け入れられる内容でなければ、打ち切りの判断があったとしても仕方がないのかもしれませんね。
キャラクターの能力が超人的で読者がついていけなかったから?
『ライジングインパクト』は、ゴルフを通じて主人公の少年が成長していく物語です。
読者は、主人公がとんでもない才能を生かして、ゴルフがどんどん上達していくという内容を期待していた方も多かったと思います。
しかし、中盤から後半に向けては才能と呼ぶには、人間離れしすぎているキャラクターがたくさん出てきて、展開についていけなくなった読者もいたのではないでしょうか。
その結果打ち切りという形になったと考えられます。
ライジングインパクトが打ち切りから復活した理由は？
打ち切りになったのに、復活した理由として「読者の声」がありました。
1回目の打ち切り理由となった、アンケートでの人気投票を送っていたのは主に景品を目的とした少年層だと思われます。
しかし『ライジングインパクト』のファンは大人や景品を目的としていない層が多く、アンケートを送っていなかった可能性が高いです。
その結果、ジャンプ側はアンケートの結果に基づき打ち切りとしましたが、そもそもの読者層の違いがあったと推察できます。
後に、『ライジングインパクト』を読んでいた層からの復活を望む声が大きくなり、見事に連載再開を勝ち取った形になりました。
これは、ジャンプ史上でも非常にレアなことで、『ライジングインパクト』を名作漫画にしたきっかけだと考えられますね。
ライジングインパクトのアニメ化はなぜ今のタイミング？
しかし、今のタイミングでアニメ化された理由として3つ考えられます。
- 原作者/鈴木央先生の他作品が大ヒットしたから
- 昔の名作をアニメ化する傾向が高くなっているから
- 20年以上変わらずファンがいる名作だから
現在になってアニメ化された理由3つを詳しくお伝えしていきます。
原作者/鈴木央先生の他作品が大ヒットしたから
鈴木央先生の作品「七つの大罪」の反響を受け、初期作品にも注目が集まったと考えられます。
「七つの大罪」は、全世界シリーズが5500万部を突破している大人気漫画。
アニメ化や映画化、グッズ販売もされている作品になります。
そして続編の「黙示録の四騎士」が2024年の10月からTVアニメ化される等、大ヒット中です。
この反響を受けて、鈴木先生の初期作品である「ライジングインパクト」も注目されたと考えられます。
何より、鈴木先生のご活躍が大きいことは間違いないですね。
過去の名作をアニメ化する傾向が高くなっているから
最近、過去の名作をリメイクする傾向が高くなっています。
ドラゴンボール/うる星やつら/ゲゲゲの鬼太郎/HUNTER×HUNTER/東京ミュウミュウ等、他にも続々とリメイクされていますよね。
現在の20代から40代が小さい頃に大ヒットした作品が多くリメイクされているようです。
親世代となった方とその子、孫たちが一緒に楽しめるように考えられていますね。
ファッションの流行が巡り戻ってくるように、アニメも過去の名作に注目したくなる時代なのかもしれません。
20年以上変わらずファンがいる名作だから
作品自体の元々の人気が高く、20年以上ファンだという方が多いことも理由の一つでしょう。
そもそも、人気が無ければ連載再開やアニメ化を望む声も挙がりません。
実際にアニメ化が決まった際には、Xやネット上では嬉しいという声がたくさんありました。
長年愛されている作品だからこそ、日本の映像技術が上がった時代にアニメ化されるという流れを作りだせたのかもしれませんね。
まとめ
今回は、「ライジングインパクト打ち切り理由は？アニメ化はなぜ今のタイミング？」を紹介していきました。
『ライジングインパクト』は、様々な理由により打ち切りとなり、又ファンの声によって復活した名作だという事が分かりましたね。
時を超えてアニメ化されたことも現代のブームや、鈴木先生のご活躍など色々な事情が重なったのでしょう。
シーズン2も控えているので、今後の展開に期待したいですね。
以上、「ライジングインパクト打ち切り理由は？アニメ化はなぜ今のタイミング？」と題してお届けいたしました。