今回は、「使用人令嬢の受難ネタバレ!最終回結末は記憶喪失のヒューゴが記憶を取り戻す?」を紹介していきます。
『使用人令嬢の受難』は、平民の主人公の侯爵子息との婚約というシンデレラストーリーです。
しかし単なる身分差の恋だけではなく、婚約者の記憶喪失が加わり、2度目の恋に落ちるといった様々な要素が絶妙に絡み合った作品なのです。
不幸なエピソードばかりなのに、主人公の持ち前の明るさや、暗すぎない明るく読める作風で引き込まれちゃうんですよね!
なので記憶はどうやって戻るのか、黒幕は誰なのかが気になっちゃいますね。
そこで今回は、「使用人令嬢の受難ネタバレ」について調査しましたので早速見ていきましょう!
- 『使用人令嬢の受難』ネタバレ全話
- 『使用人令嬢の受難』最終回結末予想
使用人令嬢の受難あらすじは?
庶民育ちの元侯爵の娘リサリーは、メイドとして働くオライオン家で、侯爵子息のヒューゴと恋に落ちます。
身分差のある2人の恋はなかなか許されませんでしたが、花嫁修行の学校へ通うことで婚約が許されます。
別れを惜しみながら旅立ち、手紙で愛を育みながら半年間を乗り切った主人公は真っ先にヒ婚約者の元へと向かいました。
しかし、なんとヒューゴは主人公のことを覚えていなかったのです…!
君は誰だ…と告げられた言葉に絶望する主人公、これから再びヒューゴと恋をすることはできるのでしょうか。
使用人令嬢の受難ネタバレ!
それでは『使用人令嬢の受難』の内容をご紹介しましょう。
以下ネタバレとなりますのでご注意くださいね。
使用人令嬢の受難ネタバレ1話
主人公リサリーは元伯爵家の血を引く娘で、オライオン侯爵家にメイドとして仕えています。
そのオライオン家子息のヒューゴと恋に落ち、身分差のために周囲に反対されていました。
しかし半年間、貴族の娘たちが花嫁修行を学ぶ寄宿学校に行くことを条件に、婚約が許可されたのです。
学校へと出発する前、彼が大切にしているロケットネックレスを受け取りました。
必ず返しに戻ってきて欲しいという婚約者に、熱いキスをして主人公は去っていきます。
そして手紙でやりとりをしながら、主人公は婚約者にふさわしい妻になるために頑張りました。
半年後、ようやく学校を終えた主人公が戻ってきましたが、なぜか屋敷に入れてもらえません。
それどころか、苦しそうな表情で門の外に出てきた婚約者は、主人公を見るなり君は誰だ…などと言い…
使用人令嬢の受難ネタバレ2話
誰だと言われ、リサリーだと名乗るものの彼にはわかりません。
それから何日も何もわからないまま、手紙を送ってみたり、少しでも手掛かりを得ようとします。
しばらくすると、婚約を破棄したいと書かれた手紙が届くのです。
しかし半年間何度も手紙を読み返していた主人公は、彼の書いた字ではないと確信します。
それでもどうすればいいのかわからない主人公でしたが、父の友人であるヨーデン男爵の助けを借りて仮面舞踏会に潜り込みます。
一目会えば思い出してくれるかもしれないと、主人公は彼に2人で話しがしたいと申し出ました。
しかし冷たくひどい言葉を返された主人公は、完全に忘れられていることを思い知ります。
自分が知っているヒューゴはもういないと思った主人公は、ネックレスを突きつけて舞踏会を後にするのです…
使用人令嬢の受難ネタバレ3話
パーティーから数日たち、知り合いの女性に頼んで働き先を見つけて仕事に出ることにしました。
なんとか前を向いて彼のことは忘れようとしている主人公ーでした。
一方で彼は、オライオン家の紋章が入った見覚えのあるネックレスを渡して去っていった主人公のことが気になっていたのです。
また仮面舞踏会でリサリーが落としていった仮面を拾っていました。
そのわずかな手がかりを辿り、こっそりと1人で街に出て主人公を探しに来ました。
そして彼は主人公を見つけた時、彼女が口ずさんでいた鼻歌に衝撃を覚えたのです。
その時、彼の姿に気が付いた主人公が、逃げ去ろうとします。
しかし逃げる姿に向かって彼は話を聞いてほしいと叫び、呼び止めて…
使用人令嬢の受難ネタバレ4話
記憶喪失について聞いた主人公は、彼にキスをします。
以前のような甘い関係や2人の絆を思い出して欲しいと願ってキスをしたのですが、彼は2人の仲を思い出すようなことはありませんでした。
それどころかなぜか後ろめたい記憶を思い出した様子に、主人公は傷ついてしまいました。
そして今度こそ彼の前から走り去るのです。
辛い気持ちを抱えて街をゆく主人公に、今度はなんと暴漢が襲ってきてしまいます。
後を追ってきた彼が、襲われている主人公に気がついて助け出し、もう一度落ち着いて2人で話をしました。
そこで主人公は落ち着きを取り戻し、以前の2人が特別な間柄だったことを打ち明けたのです。
その話を聞いて、ようやく主人公に対する自分の気持ちの正体に気がつき…
使用人令嬢の受難ネタバレ5話
ある時貴族たちが参加する園遊会が開かれ、主人公は実業家のエドモンド・アルデバランに誘われて2人で出席しました。
そこで親戚のメイラとともに参加しているヒューゴに遭遇してしまうのです。
思いがけずに顔を合わせてしまい、お互いに驚きを隠せません。
予想もしていなかった出会いでしたが、主人公は先日のことを謝ろうと思い、なんとか彼に話しかけようとします。
また彼の方は、主人来がなぜアルデバランとともにきているのかが気になっていました。
なぜアルデバランと出席しているのか尋ねてみようとするのですが、彼もまた話しかけるタイミングが掴めず…
使用人令嬢の受難ネタバレ6話
園遊会の最中、記憶喪失は毒によるものだと、メイラが口を滑らせてしまいます。
忘れられていたと気にしていたリサリーでしたが、毒による記憶喪失だったと知って自分のせいではなかったのだと安堵します。
本人もまた、毒が原因だったと知り、忘れてしまったことへの後ろめたさが解けていきます。
そうして主人公と彼の距離は縮まるのでした。
それから2人は園遊会の会場から抜け出して、侯爵家の馬車に乗り主人公の家に向かうことにしました。
家に向かう途中、彼は主人公がなぜ自分のことを好きになってくれたのかを尋ねます。
昔も今も自分が彼女に惹かれた理由は十分わかっているものの、なぜ自分のことを好きになってくれたのかがわからないのでした。
すると主人公は…
使用人令嬢の受難ネタバレ7話
まだ記憶は戻らないものの、主人公への想いは本当だと確信しました。
しかしそれでもまだ彼は一歩踏み出すことができずにいるのです。
その理由は、幼い頃に実の母親に対してひどい暴言を吐いた記憶が残っていたのです。
彼の実の母親は病に倒れていました。
かつてヒューゴには実の母親と、継母であるディアナとの間で確執があったのでした。
そして自分は実の母親に対して暴言を吐いてしまうような心の持ち主なのかと、思い悩んでいるのです。
そんな中、彼が飲まされた毒の正体が判明します。
その事実を知った彼は、主人公を訪ねてプロポーズを…
使用人令嬢の受難ネタバレ8話
ヒューゴは2度目のリサリーへのプロポーズをしました。
主人公は喜んでプロポーズを受け入れて、2人は幸せな空気に包まれます。
しかしその後、彼は自宅へと戻りましたが、なんとそこでは両親が自殺を図っていたのです。
両親2人は毒を飲んで倒れていたのでした。
不幸中の幸いで、未遂となって助かったものの、ヒューゴは打ちのめされてしまいます。
そして両親が自殺など図るはずがないと考えた彼はカスターを疑い出します。
しかし執事長にカスターは犯人ではないと冷静に説明をされました。
その説明に了承せざるを得ないものの、心の中では納得が行かないまま、領主代理の任務を行うことになります。
領主としての仕事に追われて毎日忙殺され、主人公に会う時間も取ることができません。
主人公はプロポーズを受け入れたものの、その後音沙汰のないヒューゴに不安を募らせて…
使用人令嬢の受難ネタバレ最終回結末!
リサリーとヒューゴは、以前のような甘い関係に戻りつつも完全には不安が拭えない状況にいますね。
結末はハッピーエンドの可能性は高そうですが、様々な問題があって、これから先どうなっていくのでしょうか。
これまでのストーリーから、今後の最終回結末を予想してみましたのでご紹介したいと思います!
使用人令嬢の受難ネタバレ最終回結末!①:記憶喪失のヒューゴが回復する?
記憶喪失になってしまったヒューゴは、主人公にひどい言葉を吐き、冷たい態度をとっていました。
それでも主人公に対して何か気になっている様子でしたね。
また記憶がない上に、何か大事なことが抜け落ちているような感覚をずっと感じていました。
それは毒のために記憶喪失になってしまっても、彼の主人公への想いは失われなかったのですね。
そして記憶が戻っていないままでも、主人公への想いを確信した彼は彼女にプロポーズをしています。
最終的には記憶を取り戻し、思い出も大切にしながら2人の未来へと進んでいくのではないかと予想します!
使用人令嬢の受難ネタバレ最終回結末!②:ヒューゴに毒を盛った黒幕はメイラ?
主人公が学校から戻って来る日、ヒューゴは使用人カスターの出してくれたお茶を飲んで突然倒れ、記憶喪失になってしまいました。
お茶に毒を入れたのはカスターですが、カスターは誰かに命じられて毒を入れたのだと考えられますよね。
ヒューゴの家と親戚であるメイラは、彼の母と親しくしています。
また彼が体調不良の間はお見舞いとしてオライオン家に滞在していました。
主人公との婚約を言い出した時、メイラはヒューゴを止めることができなかったことを悔やんでいる様子が描かれていました。
そんなメイラに対し、カスターが「状況を正すなら今がチャンス」だと告げていたのです。
そうすると黒幕はメイラである可能性が考えられますね。
使用人令嬢の受難ネタバレ最終回結末!③:ヒューゴに毒を盛った黒幕は母親?
ヒューゴのお茶に毒を入れたカスターは、誰に命じられていたのでしょうか。
先ほどは親戚のメイラである可能性を挙げましたが、そのほかには彼の母親という可能性も考えられます。
彼の今の母親ディアナは継母であり、実の母はすでに亡くなっています。
ディアナは、ヒューゴがリサリーとの仲を両親に打ち明けてきた時、誰もが反対する中で1人だけ反対をしなかったのでした。
実の母親と、継母のディアナとの間にあった確執も、不穏な雰囲気が感じられますよね。
継母ディアナは何か企みがあって公爵と再婚をし、義理の息子の婚約を阻止するために毒を飲ませた可能性があるのではないでしょうか。
使用人令嬢の受難ネタバレ登場人物は?
ここで改めて登場人物をご紹介しておきましょう。
主人公から順に挙げていきますね。
リサリー・セイリオス
元伯爵家の娘であり、メイドとしてオライオン侯爵家に仕える。
そこで侯爵家の子息ヒューゴと恋に落ち、花嫁修行を条件に婚約を認めてもらう。
ヒューゴ・オライオン
リサリーが仕えるオライオン侯爵家の子息。
リサリーだけを想うといっていたが、記憶喪失となりリサリーのことを忘れてしまう。
カスター
オライオン侯爵家の使用人であり、ヒューゴに毒入りのお茶を出した。
マールス・オライオン
ヒューゴの父親。
ディアナ・オライオン
ヒューゴの母親で、ただ1人婚約に反対しなかった。
メイラ・プロクトール
ヒューゴの親戚の娘で、身分の低い主人公に冷たい。
リサリーの父
かつて侯爵家の人間だったが、爵位を投げ出して主人公の母と駆け落ちした。
ヨーデン男爵
リサリーの父と今でも交流のある陽気な貴族
まとめ
今回は、「使用人令嬢の受難ネタバレ!最終回結末は記憶喪失のヒューゴが記憶を取り戻す?」を紹介していきました。
記憶喪失となっても、婚約者の座を追われてしまっても、リサリーもヒューゴもお互いへの想いは忘れられずにいました。
記憶が戻らない中でも、主人公への想いを再び確信したヒューゴには胸キュンでしたね。
プロポーズで2人の絆は再び結ばれたかのようですが、記憶喪失の毒の黒幕や侯爵家をめぐる思惑が絡み合い、これから先の展開も目が離せませんね!
以上、「使用人令嬢の受難ネタバレ!最終回結末は記憶喪失のヒューゴが記憶を取り戻す?」と題してお届けいたしました。