今回は、「東郷家へ嫁いだ話ネタバレ全巻!最終回結末で文は幸せになれるの?」を紹介していきます。
『東郷家へ嫁いだ話』は、薄幸なヒロインが幸せになるまでのシンデレラストーリーです。
虐げられてきたヒロインと一見冷たく見えるヒーローが徐々に心を通わせていく王道ラブストーリーが見どころです。
王道の中にも天与や呪いの子といったオリジナル要素も数多くちりばめられています。
そんな「東郷家へ嫁いだ話」はコミックシーモアで現在7巻まで先行配信されています。
現在は1~2巻が無料で読めることも相まって、先が気になる方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「東郷家へ嫁いだ話ネタバレ全巻」について調査しましたので早速見ていきましょう!
- 『東郷家へ嫁いだ話』ネタバレ全巻!
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東郷家へ嫁いだ話ネタバレ全巻
まずは、簡単に登場人物やあらすじについて整理していきます。
「文さん、私と結婚してくれますか?」
ほぼすべての人間に天与という能力が与えられる世界。
ただ稀に、天与がない人間が生まれ“呪い子”と呼ばれている。
松方文は“呪い子”だ。戦では負け知らずの千里眼の末裔に見初められた“呪い子”の少女、婚姻からはじまる異能力ラブファンタジー、開幕!
引用:コミックシーモア
松方家の養女でありヒロイン。3歳の時に養女になるが、天与の能力をもたない「呪いの子」と呼ばれている。「呪いの子」と判明してからは、下女として働かされる。しかし、ある日突然の出会いから東郷正治に婚約を申し込まれる。
松方家の長男。血の繋がりはないが文の弟。父親と同じ「念動力」の天与を持つ。4歳で能力を発現した神童であり、両親と共に同様文を格下に見ている。
東郷家の長男であり次期当主。「千里眼」の天与を持つ。文との婚姻は政略結婚であったため、初めは素っ気なかったが、徐々に文の人柄に惹かれていく。
不幸な生い立ちのヒロインが幸せを勝ち取っていくシンデレラストーリー。
ヒロインに感情移入する人、ヒロインの友人のような立ち位置で物語を見る人と楽しみ方は様々です。
ヒロインの境遇に心が痛み、冷遇する家族や町の人々に怒りが湧き、幸せ描写を求めてしまいますよね。
ヒーローとのじれったい距離間やきゅんとする展開も気になります。
これらを踏まえて内容について見ていきましょう!
以下、一部ネタバレを含みますのでご注意ください。
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ1巻
全ての人に天与という能力が神から与えられている世界。
天与は10歳までに発現しますが、稀に天与を持たない者がいます。
人々は天与を持たないものを呪いの子と呼び、忌み嫌っていました。
主人公の文は3歳で松方家に養子として引き取られ、幸せに暮らしていました。
しかし、弟の樹が生まれ、天与をわずか4歳で発現したことから風向きが怪しくなってきます。
そして、文はついに天与を発現しなかったのでした。
天与を持たない呪いの子と分かった瞬間、両親の態度は一変します。
殺されかけましたが、命乞いをし下女のような生活をすることで何とか生き延びることが出来たのでした。
辛い9年間を耐えていた文でしたが、ある日東郷家から縁談の報せが届きます。
東郷家は希少な天与を持つ由緒正しい家柄で、次期当主の正治は絶大な力を持つと言われています。
そんな東郷家の長女と樹の縁談が来たと両親は大喜び。
そして文はこれを機に家を追い出されることが決まったのでした。
しかし縁談当日、正治はなぜか文を探し出して……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ2巻
東郷家との縁談は文と東郷家次期当主の正治のものでした。
弟の樹の時とはうって変わって反対する両親。
しかし、目の前に差し出された多額の結納金に目がくらみ了承するのでした。
文が荷物の整理をしていると、母が文に声をかけます。
東郷家の秘密を暴き、自分たちに教えろというのです。
天与を使い痛めつけられた文に拒否できるものではありませんでした。
なにか状況が変わるかもしれないと若干期待していた文ですが、東郷家についた瞬間にその期待は崩れます。
先ほどまでの笑顔は取引の為だと正治に言われ、また虐げられる日々に戻るのだと肩を落としました。
嫁いでから数日、使用人に混じり家事炊事をこなしていく文。
しかし、正治に何もしなくていいと言ったはずだと冷たく言われ落ち込む文。
そんな文の元に正治が訪ねてきて、母から負わされた火傷に傷薬を渡してきてくれたのでした。
正治を優しさに触れ、心が温かくなります。
そして、正治も文と言葉を交わし、笑顔を見せるのでした。
一方、松方家では一向に来ない文からの連絡に苛立っており……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ3巻
文からの手紙が来ないことに怒りを隠せない松方家。
そんな状況の中、樹に百目鬼という不審な男が呪符のような紙切れを渡してきたところから始まります。
一方、前日の薬が正治自ら用意したもの側近の榛名から聞き、心が温かくなる文。
その上、朝食を一緒にと言われます。
しかし、抗争が起きているという伝令が入り、朝食どころではなくなってしまいました。
肩を落とす文に使用人たちは外に出てみたらどうかと声をかけます。
けれど、呪いの子は日の下を堂々と歩いてはいけないという刷り込みのせいで部屋に戻ってしまいます。
普通の人であったらと涙を流す文。
そんな文の元に突如、両親と樹が姿を見せます。
使用人に対して天与を使おうとする樹に、文は震えながらやめてほしいと両手を広げます。
自分に逆らう文に樹は激怒して……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ4巻
文の危機に正治が駆けつけ、事なきを得ました。
自信が呪いの子だということを知られてしまった文は顔面蒼白です。
しかし、正治は知っていたと言い、躊躇する文を日の下に連れ出します。
手を差し伸べ堂々としていいい、という正治に文は涙を流すのでした。
夜、自室で昼間のことを思い出して頬を赤らめる文。
樹の天与で正治が怪我をしているかもしれないと思い、傷薬を握りしめて正治の元へ向かいます。
ノックをしようとした瞬間、正治と榛名の会話が聞こえてきました。
それは文も知らない、自身の出生についてで……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ5巻
正治と榛名の話を立ち聞きしてしまい、自分が現影家の末裔であることを知った文。
今までの優しさは嘘だったのかと困惑します。
そして、松方家に引き取られるより以前の記憶がないことに気づき、眠れない夜を過ごすことになりました。
翌日、正治の妹の琴音が帰ってきたことにより家は騒がしくなっていました。
琴音は文にも優しく、同じ年ということもあり一気に打ち解けます。
そして、正治とも名前で呼び合えるようになりました。
その後、琴音に呼び止められた文は病気のことを聞かされ、すっかり打ち解けた二人。
そこで、文は現影家についてきいてみますが、琴音は初めて聞いたようです。
肩を落とす文に図書館に行こうと提案するのでした。
一方、正治の力に敗れ追い返された樹は再び百目鬼を探し出し……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ6巻
琴音と図書館へとやってきた文でしたが、読み書きは10歳で止まってしまったままです。
借りた本を読めずに困っていると、正治が大学の図書館に行こうと提案してくれます。
一緒に行こうとする琴音でしたが、病状の悪化を防ぐため、病院に戻ってしまうことになりました。
二人で行くことになった文と正治。
図書館では正治が本を選んでくれたり、文の思っていることを天与で見てしまい正治が照れてしまったりと二人の距離が少し縮まります。
一方、百目鬼と接触する樹は激しい痛みに襲われていました。
以前渡された懐紙を使った代償だと言われ……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ7巻
琴音のお見舞いに訪れた文。
病室には宇津木という医者と助手の伊泉がおり、琴音にあまりはしゃがないようにと釘をさして戻っていきました。
二人きりになり、琴音に正治とのことを聞かれた文は夫婦は手をつなぐものかと問います。
琴音は悩んでいるなら政治に直接聞くべきだとアドバイスをしてくれるのでした。
病院を出るとある姉弟に父親を知らないかと聞かれます。
伊泉に聞いても追い返されると話しており、文は帰り着いても気になっていました。
夜、正治の部屋で昼にあったことを話す文。
少しづつですが、正治との距離も縮まってきています。
そこに慌てた様子の榛名が飛び込んできました。
文が部屋を後にすると、榛名は懐紙についての報告を始めます。
一方、百目鬼はある人物と接触していました。
その人物に渡した写真には文が写っており……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ8巻
正治を病院に送り出した文のもとに、伝令箋が届きました。
差出人は琴音からで、話したい事があるから1人で来てほしいとのこと。
何も疑いを持たない文は、黙って指示された場所に1人で向かいました。
指定の場所に到着した文は、琴音の名前を呼びます。
しかし、現れたのは伊泉で、突然彼に腕を捕まれました。
その直後何者かに襲われてしまいます。
文が襲われている頃、病院に到着した正治は、違和感を感じていました。
そこに、文が屋敷にいないという連絡が届き……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ9巻
宇津木と琴音に襲われている、文と伊泉。
伊泉は文を必死に守ろうと、琴音からの攻撃を1人で受けていました。
もう駄目だと思ったその時、文から不思議な力を感じて致命傷を避けることができました。
その様子に苛立った宇津木は、とうとう銃を取り出し2人に銃口を向けます。
しかし、ここで正治が登場。
宇津木の背後にまわり、首に刃を突きつけていました。
正治は前々から宇津木が怪しいと思い、色々と準備をしていたようで……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ10巻
襲撃されてから数日経っても、琴音は落ち込んでいました。
たくさん迷惑をかけてしまったことを思い悩んでいたのです。
そんな琴音を伊泉が励まします。
そして、彼は文を危ない目に合わせたことを正治に謝罪しました。
さらに、あの時感じた文の能力についても話します。
それを聞いた正治は、どうやら何か知っている様子…。
一方、宇津木は犯した罪により牢に入れられていました。
牢の中で彼は、百目鬼の口車に乗って犯した多くの罪を振り返ります。
実は、ただ病弱な妻を助けたかっただけなのです。
そこに百目鬼が現れ……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ11巻
近々行われる祭祀の準備で、文の周りは慌ただしくしています。
屋敷にいる文のそばには、護衛の蒼衣がついていました。
2人は他愛のない会話をしますが、「好きとは何か」について話し始めます。
好きという気持ちに疎い文に、蒼衣が好きになったら起こる変化を教えました。
そして、その夜、正治と文は2人で散歩に出かけることになりました。
そこで文は正治に抱いている気持ちに気づきます。
翌日、蒼衣と七瀬と共に文は準備中の様子を見に行きました。
そこで文はある人物とぶつかりますが……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ12巻
弟・樹と遭遇してしまった文。
樹は小野寺の部隊に入隊していたのです。
七瀬は正治にそのことを報告しました。
休むために部屋に戻った文の元を正治が訪れます。
彼は、文が無理していることに気づいており、文にそれを伝えました。
すると安心した文の目から涙が零れ落ちました。
そして正治は樹が何か仕掛けてくると思い、部下を小野寺の元に向かわせます。
しかし、その帰り道に部下が……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ13巻
祭祀当日に、文と正治は周囲に結婚を知らせるため、挨拶回りをします。
出店をまわっていた時に、文は手回しオルガンの音が聞こえ、懐かしさを感じ立ち止まりました。
一方、祭祀の業務中の小野寺部隊から樹の姿が忽然と消えます。
どうやら彼は同僚に「厠へ行く」と伝えていたとのこと。
しかし、実際は腕に痛みを抱えながら物陰に隠れていたのです。
彼の元に部下に化けた百目鬼が現れ、今回は見逃す旨を言ってきました。
そこで彼は、何故自分と琴音が狙われているのか尋ねます。
どうやら琴音は樹の家系が持つ念動力の中でも、特異なものでそれを百目鬼はずっと探していました。
理由を聞いた樹は……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ14巻
ふいに聞こえたオルガンの音に懐かしさを感じる文。
正治はこれをきっかけに能力について何か思い出すかもと思いました。
しかし同時に、その記憶が悲しいものであるなら、戻らない方が良いとも思います。
そして、文に懐中時計を贈ったあと、正治は別の場所に向かいました。
そう、百目鬼がいる場所に向かうのです。
百目鬼を追い詰めていく中で、自分が大きな誤解をしていたことに気づきます。
その時、火薬庫で爆発が発生。
彼は即座に念動力により引き起こされたと気づきますが、百目鬼は姿を消してしまいました。
人々が混乱する中、文の元に正治が駆け付けて一緒に逃げます。
しかし、それは正治ではなく、彼に化けた百目鬼で……
東郷家へ嫁いだ話ネタバレ15巻
火事の混乱が広がる中、正治たちは文がいないことに気づき、必死に探し始めます。
その頃、文は正治に扮した百目鬼から「迎えに来た」と告げられ、驚きを隠せません。
百目鬼は「複製」という能力で他人の姿や声まで再現できるだけでなく、文自身や夢に登場する人物たちのことまでも知っているようでした。
そこへ、百目鬼に騙されていた樹が姿を現し、正治への攻撃が失敗した言い訳を始めます。
すると、百目鬼は怒りを露わにし「役立たずだ」と樹を蹴り飛ばしました。
樹の体には無数のあざが浮かび、限界を訴える彼にさらに暴行を加えます。
暴行を受ける樹を目の当たりにした文は、過去に自分が冷遇された記憶を思い出しながらも、弟である樹を庇い「もう手を出さないでほしい」と必死に訴えました。
その言葉に百目鬼は冷笑を浮かべ、銃口を文に向け「連れて行くつもりだったが、死体でも構わない」と冷たく告げます。
文が撃たれるかと思われた瞬間、樹が彼をかばい、代わりに銃弾を受けてしまいました。
まとめ
本日は、「東郷家へ嫁いだ話ネタバレ全巻!最終回結末で文は幸せになれるの?」を紹介していきました!
シンデレラストーリーですし、虐げられていたヒロインは最後幸せになるというのがセオリーです。
しかし、幸せになるまでの過程に気になることが沢山ありますよね。
文と正治のじれったい距離間の縮め方や、文の出生、百目鬼の目的など、今後どうなっていくのでしょうか。
先が気になる方はコミックシーモアで先行配信となっているので、確認してみてくださいね。
以上、「東郷家へ嫁いだ話ネタバレ全巻!最終回結末で文は幸せになれるの?」と題してお届けいたしました。