今回は、「嘘月姫の嫁入りネタバレ!最終回結末でうめは月の姫となる?」を紹介していきます。
『嘘月姫の嫁入り』は、子を授からず追い出されたうめが、処女だと偽って狼神の生贄に名乗りをあげて嫁いでいく和風ファンタジーです。
その見どころは美しくて色気のある画力と、それをさらに引き立たせる狼神と不幸なうめとのストーリーで、読む人を惹き込むんですよね。
行くあてもすることも亡くなった不幸なうめが、狼神と出会うことで生き方が変わるのか、月の姫となるのかなどこれからの展開がワクワクしてしまいます!
そこで今回は、「嘘月姫の嫁入りネタバレ」について調査しましたので早速見ていきましょう!
- 『嘘月姫の嫁入り』ネタバレ全話
嘘月姫の嫁入りあらすじは?
主人公の「うめ」は、嫁いで2年経っても子供を授かることができず、追い出されてしまいました。
育ての両親のいる元へと帰ろうとしたのですが、実は2人とも流行り病で他界してしまっていたのです。
うめは天涯孤独となってしまいました。
その時、村の不作を救うために生娘を山神様に生贄として捧げるという話を聞き、行く宛のないうめは自らその生贄になると名乗り出たのです。
しかしうめは、一度は嫁いだ身であり子どもはなくても処女(おとめ)ではありません。
嘘をついて生贄となって山奥の社へ向かったうめが出会ったのは、白銀の美しい髪に五色に光る爪を持った狼神様でした。
処女(おとめ)と嘘をついて生贄となったうめは、この先どうなるのでしょう。
嘘月姫の嫁入りネタバレ!
それでは作品の具体的な内容のご紹介をしていきましょう。
ネタバレとなりますのでご注意ください!
嘘月姫の嫁入りネタバレ1話
主人公うめは、嫁入りして2年経っても子どもを授かることができず、梅雨の雨の日に嫁ぎ先から追い出されてしまいます。
濡れる体でたどり着いた神社で少し雨宿りをしていると、通りすがりの男性に声をかけられます。
うずくまっていたうめは大丈夫かと問われると、無理に笑顔を見せて大丈夫だと答えました。
嫁ぎ先の家から出てきてやったところで好みの男性ではなかったと強がり、そして嘘ばかりつく人たちだったと呟きます。
うめの腕の傷を手当てをした男性は、優しい嘘もつけない者を知っている、嫁になる者が現れるのを待ち続けていると言っていなくなりました。
男性が去った後、うめは生まれ育った月無村へ帰り、両親を訪ねようとします。
しかし村の不作続きで体が弱っているところ、流行り病で亡くなってしまったと聞かされました。
また村の不作をなんとかするために村から処女(おとめ)を生贄として捧げるという話を耳にします。
追い出されて両親も亡くなってしまい他に行く場所もないうめは、自分が生贄になると言い出しました。
村を囲む山を守っているとされる神様のところへと向かうと、そこには大口真神が本当にいました。
口輪をしているためか話すことができない神は、筆談でうめと話をし、生真(しょうま)と名乗りました。
夜になってうめを背中から抱え込むようにしていた生真は、次第に息を荒くしていき…
嘘月姫の嫁入りネタバレ2話
処女(おとめ)だと嘘をついていることに罪悪感を感じたうめは、生真に打ち明けました。
するとなぜか生真は「許せ」と書いて返してきたのです。
「許さぬ」や「許す」ではないことにうめは理解ができませんでした。
翌朝、山に住む妖のヨゲンノトリがやってきて、嫁であるうめをサポートしてくれることになります。
生真がどんな方なのかと尋ねるうめに、ぶっきらぼうな話し方をするけれど優しい方だとの答えが返ってきました。
その時うめは生真が人間以外とは話をすること、うめが人間だから話をしないのだと知ります。
生真が本当は人間を嫌っているのだと気がついたうめは、思わず生真の前から逃げ去ってしまい…
嘘月姫の嫁入りネタバレ3話
生真から去って山に逃げていたうめは、月無村からきた男衆たちに見つかります。
男たちは生贄となったうめが逃げ出さないかを監視しにやってきていたのでした。
うめが生贄から逃げ出そうとしているのだと思った男衆たちは、うめをを撃ち殺そうとしてきます。
銃声がしたその直後、なんと生真がうめを庇ったのです。
どうやら男衆には生真の姿が見えていないようで…
嘘月姫の嫁入りネタバレ4話
仮の嫁としてお試しのひと月が経とうとしていました。
それまでずっと口輪をしていた生真が、初めて口輪を外してうめの名前を呼びます。
それだけで気持ちが溢れて、うめは涙を流すのでした。
初めて生真と会った時から、生真に心を奪われていたのだとうめは打ち明けます。
しかしこれまでずっと口輪をしたまま口を聞いてもらえず、自分は嫁としてふさわしくないのだと考えていたのです。
最後に生真の声で、嫁失格だと言って聴かせて欲しいとうめが頼むと…
嘘月姫の嫁入りネタバレ最終回結末!
ここまでの物語を踏まえて、ここから先どのようになっていくのかが気になりますね。
最終回結末に向けてどのようにストーリーが進むのか、予想してみたいと思います。
嘘月姫の嫁入りネタバレ最終回結末!①:うめが月の姫だった?
うめが処女(おとめ)ではないことを正直に話した時、生真は許せとうめに言いました。
この言葉にも謎がありますが、元々うめが生真の元へと嫁いでくることが決まっていたのではないでしょうか。
両親が亡くなったと知った時、うめは自分が竹藪に捨てられていたことを回想していました。
捨てられていたうめを拾って育ててくれたのが、亡くなった両親だったのですね。
人里離れた山奥の村で、誰が赤ん坊をそんなところに捨てるでしょうか。
生真が守護する山に産み落とされた赤ん坊は、神である生真に嫁ぐ運命を背負っていたのではないでしょうか。
そしてうめや雨宿りで出会った男性、ヨゲンノトリは月の姫という言葉を口にしています。
うめは月の姫だった…という可能性が考えられるかもしれません。
嘘月姫の嫁入りネタバレ最終回結末!②:「許せ」と言ったのはなぜ??
生真は山を守護する神であり、黒い霧で月の光を遮るような大きな力を持っています。
そんな生真であるため、娘1人の運命を動かすことは容易くできたはずではないでしょうか。
嫁ぐことになったうめは子どもを産むことが嫁としての義務だったはずです。
しかし2年経っても子どもを授からず、役立たずだと罵られてしまいました。
子ができないように、神として操っていた可能性が考えられるのではないでしょうか。
そしてそんな傷ついた心で偽りながら生贄としてやってきたことを、正直に話すうめの姿に生真の心が痛んだのでしょう。
生真の神の力で梅が子を授からず、そのことを生真は許せと許しを請うたのではないかと予想します。
嘘月姫の嫁入りネタバレ最終回結末!③:うめが追い出された夜に出会った男性は誰?
嫁ぎ先に追い出され、雨に濡れる中で出会った男性はうめに優しく手当てをしてくれましたね。
そして嫁ぎ先は嘘をつく人ばかりだったとこぼすうめに、優しい嘘もつけない者が嫁を待っていることを告げていきました。
この優しい嘘もつけない嫁を待っている者とは、おそらく生真かもしれません。
手当てをした布に「月無村」と書かれてあり、その月無村から生贄として嫁いだうめは生真に出会います。
生真が神の力でうめを導いたのだ、と考えられるのではないでしょうか。
嘘月姫の嫁入りネタバレ最終回結末!④:生真の神の力とは?
生真は大口真神(おおくちのまがみ)として村とその周りの山々を守る狼神です。
月の光を嫌い、夜になると黒い霧で山と村を覆い、月が出ないようにしていました。
火を嫌い、月を嫌う生真にはまだまだ明らかにされていない秘密が多くありそうです。
雨宿りの神社で出会った男性も、ヨゲンノトリも「月の姫」という言葉を口にしていました。
全くの予想となりますが、月には「月の姫」がいて、見えないように霧で覆っているのでしょうか。
または、「月の姫」はかつて生真が愛した女性だったのでしょうか。
その女性が亡くなってしまったため、新たな嫁として「月の姫」となる女性を探しているのかもしれないです。
嘘月姫の嫁入り登場人物は?
ここで改めて登場人物をご紹介します。
まだ登場人物は少ないのですが、今後物語が進むと増えてくるのでしょうか。
うめ
月無村から大口真神に生贄として嫁いだ。
赤ん坊の頃に竹藪に捨てられていたが、育ての両親に拾われて月無村で育った。
かつて商家に嫁いだが子ができず追い出され、両親も亡くなっていたため生贄となることを決めた。
生真
月無村や周囲の山々を守護している狼神であり、大口真神と呼ばれる。
生贄としてやってきたうめを嫁に迎えた。
口輪をしているためか、うめには言葉を話さない。
ヨゲンノトリ
生真がかくまっている妖。
かつて厄除神に仕えていたが、人間によって封されてしまったために生真に拾われ、生真の身の回りを手伝っている。
まとめ
今回は、「嘘月姫の嫁入りネタバレ!最終回結末でうめは月の姫となる?」を紹介していきました。
嘘ばかりの人や世の中から離れ、嘘をつきながら生贄として狼神である生真へと嫁ぎましたが、嘘だとすぐに白状しました。
生真は怒ることなくむしろ許せとだけ答え、梅を受け入れているように見えますね。
生真の本性やうめの前では声を出さないなど、いくつもの謎によって作品に深みが与えられてより面白くしてくれていますね。
そんな謎の多い生真にとって、うめは待ちこがれていた愛しい女性であり、月の姫なのではないかと予想しました。
これから2人の愛がどのように深まって行くのか、作品が更新されるのが待ち遠しいですね!
以上、「嘘月姫の嫁入りネタバレ!最終回結末でうめは月の姫となる?)」と題してお届けいたしました。